学生の皆様へ
LAST UPDATED: 2024/01/28
このページでは、主に研究室分属前の学部生や外部の皆様へ向け、研究内容の簡単な要約と私の教育方針について記載しています。FAQと併せてお読みいただくと研究室についてより理解が深まると思います。
福島のこれまで
モデル植物シロイヌナズナや作物種の収量増加、高機能性成分の調節に資する代謝ネットワークを理解するために、植物システム生物研究に従事してきました。より具体的には、
(1)遺伝子発現や代謝物等のマルチオミックスデータを統合するバイオインフォマティクス手法の開発
(2)統合ネットワーク解析手法の開発
(3)オミックスデータ解釈に資するデータベース開発
を行ってまいりました。詳しい研究内容はこちら→Research
以下の和文解説記事は(学部生にとっては)専門的過ぎるかもしれませんが、より詳しく研究内容を理解する上で有用かと思います。ウェブ上からPDFファイルをダウンロードして無料で読むことができますので、ぜひご覧ください。
教育に関する考え方
以下のような教育を心掛けています。
(1)自ら学ぶ姿勢を持つ
(2)互いに教え合い学び合える
(3)他の人を助け、自らの居場所を作れる
(2)互いに教え合い学び合える
(3)他の人を助け、自らの居場所を作れる
いうまでもなく大学における学生の本分とは学問をすることです。ここでいう学問とは就職を有利にする手段という意味ではありません。自らの利益だけを追求するものでもありません。世のため人のため、自分の住む地域のために努力しつづけられる価値ある規範を自ら見い出してほしいのです。よりよい社会を創造する一員として自らの学問を実践し続けることが重要です。己の立ち位置を見極めて、置かれた場所で努力を積み重ね続けられる社会人になってほしいと思っています。
京都府立大学の理念には、自然の諸分野にわたる真理を探究し教育した成果を健康福祉の向上、産業振興、文化の継承発展、国際社会の調和ある発展に活かすことが掲げられています。学生の皆様には、本学での学習を基礎にし、発展的に生涯にわたって学び続け、互いに教え合い、他人を助け、健全で豊かな日本社会を作り上げていってほしいと願っています。
研究室に求める人物像
好奇心が旺盛
素直
明るく朗らか
過去の卒業研究テーマ例
R5年度
シロイヌナズナの植物ホルモン処理による遺伝子発現時系列データ解析手法の比較(仮)
シロイヌナズナにおける窒素欠乏に応答する遺伝子の同定(仮)
R4年度
フラボノイド代謝パスウェイの情報基盤整備―マルチオミクス解析への利活用―
マイクロアレイおよびRNA-Seqデータのメタ分析によるシロイヌナズナの乾燥ストレス応答遺伝子の同定